| 村のあちこちでは、ダサインのためにカトマンズ出荷用の鶏や鴨を養殖していた。
ASIAN MAMAの活動認可を郡政府に提出しているものの、9月から次々とやってくる長いお祭りのために役所からの返事は来ず待たされっぱなし。認可が下りてから活動開始ということなので手持ち無沙汰。
池や餌場へ行き出荷用の鴨や水牛、鶏にエサとやっては余った時間を潰していた。動物はよく慣れていて、飼い主が呼ぶと大挙して集まってくる。どこでも小さな子どもが、自分の体の何倍もある家畜を追って世話していた。
山羊は殆どの家で飼われており、子山羊が可愛いのでずっと抱いていたら「日本には山羊はいないのか」と声が聞こえた。
ダサイン8日目は山羊、9日目は水牛を生贄にするからと、バスで30分ほど揺られたところにある寺院へ行った。車中には、すでに何匹もの山羊がしゃがみこんでいた。寺院の参道は血の匂いがしており、建物を抜けた裏にはに何百匹という山羊が近隣から引かれてきて、お参りを終えたら1列に並ばされ一匹つずククリで首を落とされている。かわいそうではない。生贄の動物たちは来世は高い位置に生まれ変わる。
帰宅すると、ナバさんの家でも山羊を生贄にするため前庭に簡単な祭壇が準備されていた。後で山羊は大釜でゆでられ、時間をかけ毛をむしりパーツごと細かく調理される。
山羊肉はちょっと匂いがあり、スパイスをきかせてもなかなか私の喉を通過してくれない。しかしお隣近所から連日、私宛お食事のお誘いが続いて泣けてきた。
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